老師《らおしー》の玉手箱

先生方が玉手箱の中にしまっておきたいような大事な思い出話をしよう!という老師《らおしー》の玉手箱。

「日本の漢字・中国の漢字 (その4)」

 

すっかり秋も深まり、あたたかい静岡でも紅葉が最後の見ごろを迎えています。以前紹介した事務所のひまわりは9月下旬に花が枯れ、その後ろからぎっしり詰まった種が姿を現わしました。

 

 

来年はこの種を蒔いてもっとたくさん花を咲かせたいと思います。
さて、ひまわりを抜き取ったあとのプランターは、ひどく寂しい感じがするので、ラベンダーを植えてみました。もともと別の植木鉢に種を蒔いたものが、ちょうどころあいの大きさに育ってきたので、ひまわりが消えたプランターに引越しといったところです。

ところが、ひまわりを抜いた後とくに土の入れ替えや、肥料の追加などをしなかったせいか、植え替えたラベンダーはなかなか大きくなりません。黄色くなって枯れてしまうものも何本かありました。これから冬に向けてどうなるか心配です。

 

植え替えてもう2カ月近くになるのですが、こんなかわいらしい大きさです。やはり土のせいでしょうか。
ずいぶん前に近所の方からいただいたアロエの木は、水も肥料もまったくあげていなのに、切っても切ってもどんどん伸びてきます。砂利混じりの硬い土に直植えしてあるのですがこちらはすごい生命力です。

 

ラベンダーもこんなふうにたくましく、大きくなってくれるといいのですが。

さて、前回の宿題です。

 

1.「重」の「zhong4」と「chong2」はどのように読み分けるのでしょうか。
ヒント:「重量」「重点」は「zhong4」、「重複」「重奏」は「chong2」です。

[答え]
ヒントでおわかりですね。「おもい」「たいせつ」という意味の時は「zhong4」、「かさねる」「くりかえす」という意味の時は「chong2」です。日本語でも本来は「ジュウ」と「チョウ」と読み分けていました。いまではだいぶ混乱していますが。

 

2.中国の直轄市の一つ「重慶」はどちらでしょう。

[答え]
「重慶」は「chong2 qing4」と読みます。南宋時代、「慶事(おめでたいこと)がかさなった」ことから、当時の皇帝が名付けたとのことです。」

 

3.熟語「捲土重来」はどちらでしょう?

[答え]
「けんどちょうらい」が本来の読み方です。一度敗れた者が再び勢いを盛り返す意味です。詳しい由来を知りたい方は。「項羽」「杜牧」で調べてみてください。この成語は「けんどじゅうらい」という読み方も定着しています。

中国語はたしかに「日本語より発音が難しい」と思います。でも見る角度を変えると「漢字の読み方は日本語よりシンプルで規則的」です。そう考えると少しは安心して中国語が勉強できるかもしれません。 

 

〇訂正
前回の説明で間違いがありました。「楽毅」は中国戦国時代、燕の国の将軍です。南宋の将軍は楽毅ではなく「岳飛」です。「がくき」「がくひ」・・うっかり勘違いしてしまいました。

 

 

 

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