老師《らおしー》の玉手箱

先生方が玉手箱の中にしまっておきたいような大事な思い出話をしよう!という老師《らおしー》の玉手箱。

中国のカレンダー2

ではカレンダーの一枚目を見てみます。

左端の文章を読んでみましょう。

「これいずくんぞ大丈夫たるを得んや、子いまだ礼を学ばざるか、丈夫の冠するや、父これに命ず」

まあこんな感じの古文です。
となりの現代語訳は、

「こんな人たちをりっぱな人物だなんて到底言えないね。君は礼を学んだことがないのか。男子たるもの冠をつけるようになる(成人する)と、父親が忠告を与えるものなのだ」

という意味です。いったい誰のことを「りっぱな人物だなんて言えない」と言っているのでしょうか。父親はどういう「忠告」を成人したわが子にするのでしょうか。これだけでは不明です。中国の人たちはこれを読んでピンと来るのでしょうか。だとしたらスゴイですね。

『孟子 滕文公』ぜひ読んでみてください・・・

かなり格調の高いカレンダーですよね。毎週こんな文章が絵とともに紹介されていますのですから。
では、下半分は何が書いてあるのでしょうか。次回見てみましょう。

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