老師《らおしー》の玉手箱

先生方が玉手箱の中にしまっておきたいような大事な思い出話をしよう!という老師《らおしー》の玉手箱。

中国のカレンダー

年度末はなんとなく気忙しいものです。前回玉手箱で旧暦のお正月や立春をご紹介しましたが、気が付いたら春分を過ぎ桜も間もなく満開を迎える季節となりました。
今回は旧暦のお正月(春節)帰国した中国人講師が買ってきてくれたカレンダーをご紹介します。大きなカレンダーなので上下二つに分けました。

上半分です。なかなか上質の紙に絵と文があります。文は中国の古典の一節、絵は文の内容を描いたものです。

 ここでは「孟子」の一節が抜き書きしてあります。そして横に「現代中国語訳」が並んでいます。どちらも漢字が並んでいるのでたいした違いがないように見えますが、じつは古代中国語と現代中国語はかなり違います。語彙・文法いずれも大きな違いがあり、日本人と同じように「古文が好き」という人と「古文は嫌い」という人がいるのです。

 でも中国では現代でも会話、特に挨拶や議論の中で様々な故事成語、ことわざをレトリックのため、自分の意見に説得力を持たせるために使うので、中国語を学ぶ方は代表的・常識的な古典の知識を積極的に覚えましょう。

カレンダーの下半分。日曜から土曜日までの1週間が1枚のカレンダーになっています。上下を合わせたサイズはB4くらいです。それが1年分53枚あるので、なかなかの重さです。

このカレンダーもまたいろいろな情報が書いてあります。「宜(この日にするのがいいこと)」と「忌(この日にしない方がいいこと)」が書いてあります。
その他「神様のいる方角」なども書いてあります。次回少し見ていきたいと思います。

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