ワンポイント講座

◎“把”構文

「ある動作を通してその目的語に変化や処置を加える」という表現です。介詞「把」を使い、目的語を動詞の前に持ってきます。

ポイントは2つ。
①「把」で導く目的語は、特定されたものでなければなりません。
文の中で特に触れられていなくてもいいですが、不特定物を表す「一个~」などをつけることはできません。
② 動作には必ず何らかの変化(処置)を加えなければなりません。
つまり、動詞に+αの成分(補語、アスペクト助詞など)を加える必要があります。

例) 这本书看完了 私はその本を読み終えた
门关     君、ドアをしっかりと閉めてください。
衣服洗干净    服をキレイに洗ってください。(=洗って→キレイになる)
回家的时候请鸡蛋买回来 帰る時、タマゴを買って来てね
这个文章念一下    この文章をちょっと読んでみてください。

* 「把」構文は、モノや人をある場所に移動させたり、別のものに変化させたりするような表現によく使われます。特に動詞の後ろに「在、到、给、成」などを使い、「~を・・・に○○する」といった表現にしたい場合には、「把」構文を使って表現します。

例)
行李放这里吧。     荷物をここに置いて下さい。
书包拿二楼去。     バッグを二階へ持っていってください。
日元换人民币。      日本円を人民元に両替してください。
钱借他。         私は彼にお金を貸した。
萝卜切丝,然后把它放锅里,炒几分种。
まず大根を千切りにして、それを鍋に入れ、数分間炒めます。

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