ワンポイント講座

◎ 数量詞を使った表現 ~ 名詞編 その2 ~

数量詞は種類も多く、それぞれの名詞ごとに適切なものを使わなければならず、その上日本語との違いもあり、学習者泣かせと言えます。

数量詞は、イメージで覚えるのが一番です。例えば・・・

: 人間、固体を数える  ( 人 , 苹果 , 问题 etc. )
: 表面が広く平らなものを数える ( 纸,照片,票,桌子 , 床 etc. )
本 : 冊子状のもの  ( 书,杂志 , 辞典 etc. )
: 細長いもの、下半身に見につける衣服 ( 路,河,鱼,裙子,裤子 etc. )

といった感じです。少し詳しい参考書などには分かりやすい一覧表を載せてくれていますので、調べてみるといいと思います。

なお、日本語でもその傾向がありますが、そのモノの形によって数量詞が変化することがあります。逆を言えば、数量詞によってそのモノの形式が分かります。

啤酒  : ( コップ ) 一杯のビール
啤酒  : 一本の瓶ビール

花儿  : 一輪の花  ( …花弁部分をイメージ )
花儿  : 一枝 ( 茎 ) の花 
花儿  : 一束の花

また下記のように、一般名詞を使って「○○いっぱいの・・・」という表現になるものもあります。この場合、前くる数字は「一」のみです。

架子: 本棚 中の本
 : 顔 中の汗
屋子 : 部屋中の人

また、動作を伴った文章に数量詞を入れて「気軽さ」を表現することがよくあります。数を相手に伝えたいわけではないため、 この場合は数量詞のみのことが多いです。

我想给她打电话。 : 彼女に電話を 一本 入れたいんですが。
来,喝茶吧。 : さあ、お茶 でも どうぞ。
麻烦您给他写纸条好吗 ?  : すみませんが、彼に 一枚 伝言を書いてもらえませんか?

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