ワンポイント講座

◎ 様態補語 その2

様態補語の文は、日本語の訳語がなかなか統一しません。動作に対する評価やその有様を述べる場合、日本語では、「~のが・・・だ」とか、「~のやり方が・・・だ」というように名詞に変換するか、または動詞を省略してしまうことが多いので、この点は注意が必要です。

例)次の表現を中国語にしてみましょう。すべて様態補語の表現です。
A 私は料理が得意です。
B 彼、中国語はうまいの?
C 君は食べすぎです。
D 彼の言うことは正しい。

いかがですか? 答えはそれぞれ下記のとおりです。(  )には我々がしてしまいそうな誤用の例を挙げました。

A: 我菜做得很好。(×我做菜很好)…動詞に「得」をつけるのを忘れずに。
B: 他汉语说得好吗?(×他汉语好吗?)…具体的な動詞を補って考えます。
C: 你吃得太多了。(×你太多吃了) …「太~了」は、動詞には使えません。
D: 他说得很对。(×他说很对)  …Aに同じ。

その他、知っておくと便利な様態補語の表現です。
*「比」と一緒に用いるときは、2つのパターンがある。
她跑比我快 「彼女は走るのが私よりはやい」
她比我跑 「彼女は私より走るのがはやい」

* [人の容貌]は、様態補語「长得~」で表現。

注)「长」はchang<2>ではなくzhang<3>と発音。
他长得特别好看。:彼はすごくイケメンだ。
她长得大眼睛。:彼女は大きな眼をしている。
小王长得像他妈妈。:王君は、お母さんに似ている。

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