ワンポイント講座

◎外来語について

外来語は、日本ではふつう、その発音を片仮名で表記しますが、中国では日本語のような表音文字が無いため、主に以下のような方法であらわします。

パターン1: 似た発音の漢字を当てる。 --- 漢字本来の意味はほぼ無視されます。

例)
克隆
ke <4> long <1> ( クローン )
马拉松 ma<3>la<1>song<1> ( マラソン )

巴黎 ba < 1> li <3> ( パリ )
摩登娜 mo <2> deng <1> na <4> ( マドンナ * 人名 )

パターン2: 意訳する。

例)
热狗
re <4> gou <3> ( ホットドッグ )
微软 wei <1> ruan <3> ( マイクロソフト * 企業名 )

白宫 bai<2>gong<1>( ホワイトハウス )
快餐 kuai <4> can <1> ( ファーストフード )

パターン3: 音訳&意訳 ・・・商品名・企業名に多い。

例)
可口可 乐 ke<3>kou<3>ke<3>le<4> (コカ コーラ )
雪碧 xue <3> bi <4> ( スプライト )

〔その他〕 日本からの逆輸入
日本語から中国語となったものもあります。日本では和製漢語と呼ばれ、明治時代初期に福沢諭吉などの学者が、西洋の書物を漢語に翻訳したものです。
清朝の末期に日本に留学し、日本を通じて西洋の思想に触れた留学生らによって中国に大量流入したと言われています。特に社会・人文科学方面の言葉に多く、7割が日本からの輸入語だとの統計もあるとか。

   例: 社会主義  市場  民族  哲学  資本家  漫画 など

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